2009年07月20日

不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~

旅立つその日がやってきた!
叔父であり、かつての剣術の師匠である「センセー」と、バッタリ出くわした風来人シレンと相棒の語りイタチのコッパは、センセーの持つ不思議なカギに誘われるようにして、伝説のからくり屋敷の謎を解く旅に出ることに。だがそれは、ある男によって千年前に仕掛けられた、おそるべきワナであった。

・人情深い暖かみのあるシナリオと独特の和の世界を打ち出したグラフィックやサウンド。
・主人公「シレン」の他に、外伝で人気の「アスカ」、新キャラ「センセー」がプレーヤーキャラとして登場。
・ダンジョンに入る度に地形や拾えるアイテムが変化するシステムはそのまま。
・Wi-Fiネットワーク要素も充実。

発売日:2008-06-05
価格
それなりに楽しめるけども
「不思議のダンジョン」物なので、ある程度の面白さは保障されます。ただし、今までのシレンと同じに考えると痛い目に会うかもしれません。レベル継続性、属性などの新要素をよしとするかしないかで意見が変わりそうですね
あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成



シナリオの評価は××× ダンジョンの評価は◎

確かに、レベルの継続、仲間の強制同行は熟練のシレンジャーには受け入れがたいところかもしれません。しかし、これらの酷評の根源となっているのはエンディングまでのシナリオがあまりにも酷すぎるじゃないかと思います。シレンが不思議なダンジョンに挑む理由は「そこにダンジョンがあるから」であって、千年の前からの因縁とか一族の宿命とかいらないんですよ。「竹取物語」の話だけならまだしも、終盤になって「徐福伝説」とか「古代日本神話」の話と絡めてシレンが神の末裔だったなんて話をされても興ざめもいいところでした。
しかし、エンディング前から遊べる「どこでもダンジョン」を従来のレベル不継続の「不思議のダンジョン」、クリア後のレベル不継続、持ち込み不可のいわゆる「もっと不思議のダンジョン」として評価の評価はそんなに悪くは無いと思います。新アイテムの札や、モンスターの持つ属性や特殊床とかの新しいシステムは今までのダンジョンにより深みを与えていると思いますし。個人的には初代の「フェイの最終問題」や砂漠の魔城の「奈落の果て」よりシレン3のもっと不思議のダンジョンのほうが好きです。DS2でリメイクされた魔城は腕輪が壊れたり回復の壺とか空間移動の壺とか、なんかアイテムの性能に癖が強くて好きになれません。武器盾のバリエーションも少なく、印合成の自由度も低いですし。それに比べるとシレン3のもっと不思議は武器盾の種類が多く、定期的に階層にマゼルン系が現れるので、道中で装備品を拾い集めるのが楽しいですね。専用武器や透明の杖や加速の杖の使い道などを考えてシレンとアスカの二人で潜るのもいいですし、たまには盾を装備できないかわりに二刀流を使うセンセーで挑むのも楽しいでしょう。
シナリオはもっとぱぱっと終わらせられて「もっと不思議なダンジョン」に挑めるようにしてたらこんな酷評は受けなかったんじゃないかと思います。



実験的な不思議のダンジョン

「SFC版」がシンプル、「64版」でやりこみ要素ができ、「アスカ見参!」でダンジョン数が増え、今作はどうなったかと言いますと、実験的要素が付加されました。そのため、好きになれない人も多いようです。グラフィックは美麗で音楽の種類も多いです。

ストーリーは今回、とても長いです。私はそれなりに楽しめましたが、今までのシレンと比較するとギャップを感じたのも確かです。おそらく新規ユーザーを取り込むねらいがあったのでしょう。
杖封印床や巻物封印床などは一見マイナスが大きいように感じられますが、ワナがないので安全に歩くこともできます。
レベル継続については、継続を前提としたバランスになっていますし、レベル1から始まるダンジョンもあります。
仲間強制加入については、エンディング後に一人でダンジョンに潜ることができるようになります。同じダンジョンでも誰で潜るかで変わってくるところがあります。
属性については、エンディング後の肉が登場するダンジョンでその恩恵を受けることができます。
杖の回数上限は初めは[9]ですが、エンディング後、[99]にまで増やすことができるようになります。

また、今作ではアイテムの所持できる数が増えました。倉庫は壺を利用すればたくさん預けることができます。
エンディング後にはいつも通り新たなダンジョンが登場し、さらに、ダウンロードダンジョンもあります。

難易度選択でノーマルかイージーかについてはよくよく考えることをお勧めします。モンスターの特殊能力でいやらしいものが増えましたから。特にゲイズ系。これは最悪です。今作はゲイズの催眠術でアイテムを投げることがあります。壺をたくさん割ってしまうこともあります。
モンスターの特殊能力によって仲間が邪魔になることもあれば、心強いこともありました。

難易度を途中で変更できれば、もっと良かったです。
posted by willin at 05:52| Comment(0) | ロールプレイング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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